原潜ヒューストン、2年前から放射能漏れ


放射能漏れ該当期間に横須賀12号バースに入港中のヒューストン
(07.1.26 非核市民宣言ヨコスカ撮影・提供)


07年12月にホワイトビーチ岸壁に接岸したヒューストン(07.12.9 世嘉良 学 撮影)

原潜ヒューストン(SSN-713)の放射能漏れは、直前の4ヶ月の任務航海だけでなく、過去2年間続いていた。
その間、在日米軍基地に寄港したのは当方のデータでは下記の11回。そのうちには岸壁に接岸しての数日間の寄港が4回ある。

2月のグアム出港は、メインテナンスのスケジュールをつぶしての急な出港だった。このときにきちんと整備していれば、少なくとも 3月以降の「放射能漏れ寄港」3回は防げたはずだ。
軍隊の優先順位は任務の遂行が第一、兵士の安全が第2であり、周辺環境の汚染防止は二の次だ。原子力空母の安全性をどんなにアピール しても、軍艦であるが故の危険性は絶対に排除できない。

   原潜ヒューストンの寄港一覧
2006. 7.16          佐世保
2007. 1.25 -  1.29  横須賀 
   2. 2          佐世保
   3.17          ホワイトビーチ
      3.23          ホワイトビーチ
      4.13 -  4.18  佐世保
     12. 7 - 12.11  ホワイトビーチ
     12.15          ホワイトビーチ
2008. 3.12          ホワイトビーチ
      3.27 -  3.31  佐世保
      4. 6          佐世保

(RIMPEACE編集部)


07年4月13日、佐世保基地赤崎岸壁に接近するヒューストン


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