横須賀基地・浦郷弾薬庫の表示が変わった



浦郷弾薬庫弾薬搬出入口と、その前に立つ看板(2003.12.23撮影)

横須賀基地の浦郷弾薬庫では、米軍艦船に積み込まれる弾薬を保管している。爆発物、危険物を保管する場所なので、国防総省が定める表示が入り口付近に掲示されている。
昨年12月23日に確かめたところ、これまでの3番の表示に変わって1番の表示が2つになっていた。変わったのは一番右の背景がピンク色に近い表示だ。
左の3つは、"Chemical Hazard Symbols" で、左から「放水禁止」「防毒マスク着用」「防護服着用」を示している。右の二つは、"Fire Division Symbols" だが、これまでの規定では背景はオレンジと指定されている。ピンクに近い色は初めて見るものだ。
"Fire Division Symbols"は、レベルが1〜4まであり、危険度は数字の小さいものがより高くなっている。つまり、危険度1は最高の危険なレベルだ。
同じ「危険度1」がなぜ二枚並んでいるのか。大きな数字の下に、オレンジ色のほうは"ICX5","TC4"、また、右端のピンクの方には"ICX4","TC5"と書かれている。
この記述の意味は今のところ不明だが、国防総省の危険度表示規定が変わったのかもしれない。また、規定の変化だけでなく、弾薬庫にこれまで以上に危険なものが搬入されている可能性も否定できない。

(RIMPEACE編集部)


'2004-1-18|HOME|