遠藤洋一の沖縄報告−4

嘉手納基地で見た海兵隊機


嘉手納基地に飛来した海兵隊輸送ヘリCH46の2機編隊


滑走路をクリアしてエアタクシーを行うCH46。後方は海兵隊のKC130空中給油機

普天間基地の滑走路が工事中だったため、固定翼機は工事期間中嘉手納に展開した。固定翼機のうちの主なものはKC130空中給油機だ。これまでは、岩国から飛来して実弾射撃などに向かう海兵隊のF18やAV8Bが駐機するスペースに、KC130がズラッと並んでいた。

イラクからヘリ部隊の一部が戻ってきた普天間からも、ヘリが飛来した。CH46が2機編隊で飛んできた。このCH46の編隊は、2日前には辺野古にも飛来していた。イラク展開とスマトラ沖地震被害者救済のために、2ヶ月前にはヘリがほとんど居なかったのが信じられないような、ヘリの活発な動きだ。

海兵隊のF18は来なかったが、電子戦機EA6Bが飛来した。海軍飛行隊に属するが、岩国の電子戦飛行隊にUDPで配属されている機体だ。NLという艦載機のテールコードをつけたまま飛んでいた。

(遠藤洋一・福生市議)


岩国の海兵隊部隊に配属されているEA6B電子戦機。数時間の嘉手納滞在で岩国に戻った(4月21日撮影)


2005-5-11|HOME