空自F15戦闘機の横田への着陸について
4月20日に航空自衛隊百里基地のF15戦闘機1機が横田基地に着陸した。
空自側の言い分は以下の通りだが、本当に緊急の着陸だったのか、なぜ松島など空自の別の基地ではなく横田を選んだのか、など説明に不十分な点が多い。
初めから訓練のつもりで横田に降りたのではないか、と疑われる余地もある。(福生市議・遠藤洋一)
事務連絡
平成
18年4月21日
議員各位
福生市長 野澤 久人
(公印省略)
空自百里基地所属F−
15(1機)の横田基地への緊急避難的処置としての着陸について
このことにつきまして、横田基地より国(東京防衛施設局)を通じ、次の内容の情報提供がありましたので、お知らせいたします。
平成
18年4月20日14時16分、百里基地所属のF−15型機1機が天候不良により百里基地に着陸できず、横田基地に緊急避難的処置として着陸した。参考
横田基地の離陸時間:平成
18年4月20日 16:10分事 務 連 絡
平成18年4月29日
議員各位
福生市長 野 澤 久 人
(公印省略)
百里基地所属F−15の緊急着陸に関する質問に対する回答について
このことについて、次のとおり、東京防衛施設局から回答がありましたのでお知らせいたします。
問1 横田に着陸したF−15はどこの基地から百里基地に戻る予定であったか。
回答
4月20日、横田基地に着陸した百里基地所属のF-15航空機は、百里基地から離陸し、百里基地東方の訓練空域において訓練を実施した後、百里基地に着陸する予定であったところ、百里基地に帰投したものの天候不良により着陸できなかったため、横田基地に着陸したものである。
問2 横田基地において航空自衛隊の緊急着陸は過去10年くらいの間でどの程度あ
ったか。
回答
過去にあったことは承知しているが、実績については統計をとっていないため、正確にお答えすることは困難である。
問3 なぜ、緊急避難としての着陸先が入間基地ではなく、横田基地になったのか。
回答
入間基地の滑走路長等の条件から、今回は、当該機の安全な着陸基地を検討した結果、緊急避難的措置として、横田基地に着陸したものである。
参考
入間飛行場の滑走路の長さ 2,000m×45m
横田飛行場の滑走路のながさ 3,350m×60m
百里飛行場の滑走路の長さ 2,700m×45m
10年以上前のことだが、百里のF15が横田基地の滑走路を北から南にローパスした。空自が横田基地で訓練することが実際にあった。
(94年6月23日 撮影)
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