ミサイル監視機も台風避難で横田基地へ


沖縄から飛来した3機の偵察機。一番手前がRC135Sミサイル実験監視機(06.7.7 12時 撮影)

台風避難で沖縄・嘉手納基地から大型偵察機3機が横田基地に飛来した。RC135W電子偵察機、WC135大気観測機が7月6日午後には飛来していた。

赤外線探知カメラなどを使ってミサイルの飛翔を偵察するRC135Sは、6日夜に飛来したと思われる。テポドンなどの発射に備えている、今一番動きが注目されている米軍の偵察機だ。

RC135Sは5日の発射当日早朝4時20分に嘉手納を離陸、22時40分ころ嘉手納に戻ってきた。空中給油を繰り返して18時間以上滞空していた。
6日は早朝4時過ぎに離陸して、北朝鮮のミサイル発射の動きを偵察したあと、沖縄に接近中の台風3号を避けて、横田基地に降りた。

7日は正午まで3機とも飛んでいない。ただし、ミサイル発射準備の兆候をつかめば、横田から離陸して横田に戻ってくる飛行を当面は行うだろう。

(遠藤洋一・福生市議)


7月6日夕刻の横田基地。WC135CとRC135Wが既に嘉手納から飛来している


'2006-7-7|HOME|