横田基地で火災。周辺河川に影響?

20日午後6時頃、横田基地内、国防省財務会計事務所から火災が発生、平屋建て3,600uを消失。 当初1,000uとテレビ報道されたが、炎は夜半にも収まらず、建物は全焼した。

応援要請を受けた東京消防庁は、地元、福生消防署などから消防車、はしご車など8台と、38名が消火に参加した。
また、消火水は福生水道事務所から給水された。福生市の水道水の水圧が一時下がるほどの放水ではあったが、福生市の横田基地担当者が 現場を訪れた、21日午後4時の段階でも、現場は消防車が配置され、くすぶっていた。
 火災の原因は究明中とのことだが、テロや事件性はないとのことだ、周辺自治体は原因究明などの要請をした。

 大量の放水の影響であろうか、横田基地の雨水排水路「下の川」はきな臭い水が流れ、福生市内の「せせらぎ公園」はじめ全域ででは 数百匹の魚が死んだ。直後の水質検査では異常無かった(福生市環境課)とされている。
水路は多摩川へと直接つながっており、今後の影響が懸念される。

 火災現場は、福生市街地からは400メートルほど離れており、周辺に煙や臭気は流れたが、火災被害はなかった。
取材のヘリコプターが飛び交い、米国新大統領の就任日に合わせたような火災に、市民は驚いている。
(写真は横田基地のホームページより)

(前福生市議 遠藤洋一)




2009-1-27|HOME|