横田基地の二枚看板
横田基地の米軍・航空自衛隊の共用ゲート(2012.4.2 撮影)
横田基地は、3月26日に航空自衛隊総隊司令部の移転に伴って、記者公開をした。
この日から、運用を開始するという。あまり、メディアは取り上げなかったが、NHK
などは、一部の映像を流した。新聞の扱いも小さい。
これをもって「中期防衛力整備計画」による、「航空自衛隊・横田基地の新設」が
平成二十三年度末の計画ににやっと間に合ったようだ。
横田基地の米軍・航空自衛隊の共用ゲート(米軍第5ゲート)には、横田基地
YOKOTA AIR BASEと表記された。航空自衛隊とは書いていないが、エンブ
レムは航空自衛隊のものだ。向かい側の看板は、第5空軍のエンブレムと、YOKOTA
AIR BASEと表記されている。横田基地は文字どおり「二枚看板」をしょった。
福生市への通告では「航空総隊司令部及び関連部隊(作戦情報隊、防空指揮群、
気象関連部隊及び警務関連部隊)の全ての要員(約800名)が移転。また、横田
飛行場への移転完了後は、これらの航空自衛隊の所在する施設を「横田基地」と
称する予定です。」となっている。4月2日現在115名ほどが福生市に転入届を出して
いるとのこと。
(元・福生市議 遠藤洋一)
2012-4-3|HOME|