横田から岩国へ、CV22が飛ぶ


岩国に向かった4機のCV22オスプレイの1番機


岩国に向かったCV22オスプレイの2番機。1番機の10分後に離陸


2番機の滑走開始直後に、オスプレイの列線から抜け出しタクシーをはじめる3番機


CV22オスプレイの4番機。離陸の高度は、普天間でのオスプレイの離陸と比べて低い(18.10.9 頼 撮影)


横田基地に正式配備となったCV22オスプレイ5機のうちの4機が、10月9日午前に岩国基地に向けて飛び立った。
10時55分に一番機が横田を離陸、10分おきに1機ずつ離陸して、4番機は11時25分に飛んだ。
岩国到着は12時40分から13時10分ころだった。

その後岩国を離陸した4機のCV22オスプレイのうちの1機(横田離陸の際の1番機)が夕方横田に戻ってきた。
残りの3機はどこに行ったのだろうか?

この日の午後、嘉手納基地から特殊作戦支援機MC130が飛来して、兵士やコンテナを積んで北の方角に飛んで行った。
特殊作戦群の機体が運んだのはCV22オスプレイの機付き整備兵やメンテのための工具類だと思われる。岩国を経由したCVと、沖縄とは反対方向に離陸したMC130が合流するとすれば、 クンサンなどの在韓米軍基地に向かった可能性が高い。

横田のCV22オスプレイが修理機材が詰まったコンテナまで同行させたとすれば、やや長い期間横田を離れるのかもしれない。
9日に1機だけ横田に残ったCVオスプレイを韓国までエスコートするために、岩国まで飛んでいたCVがもどってきたとすれば、横田から一時的にCVの姿が消えることになりそうだ。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)


岩国基地に飛来したCV22オスプレイの3番機、4番機。横田出発時の10分の時間差を調整して2機編隊で降りてきた(18.10.9 戸村 良人 撮影)


1機だけ岩国から戻ってきたCV22オスプレイの1番機(18.10.9 頼 撮影)


2018-10-9|HOME|