ジャイアントボイス使用訓練またも実施
遠藤洋一
横田基地は、6日から14日までの予定で、「対横田基地攻撃訓練ビバリーモーニング03−02(新会計年度で2回目の意味)」でのジャイアントボイス使用の訓練を通告してきた。今年から始まったジャイアントボイス(既報)使用の訓練は、別表にある。
東京都と、基地周辺地元自治 体は中止要請を行ったが、演習は11日から実施された。
基地内は、対攻撃訓練、ロケット攻撃や、BC兵器対応の訓練が行われ、今回は対ゲリラ訓練も行われ、「ゲリラ役」も参加して行われたとのこと。
横田基地従業員は、訓練参加者と、非参加者の区別のため、腕章(テープ)を着用した
今回は、ハワイの太平洋軍の「監査」があり、そのためか今までは使用されなかった「進軍ラッパ?」の「トテチテター!」までジャイアントボイスで、横田基地外の近隣住民の耳まで響かせた。
訓練は、11日から開始され、二日目の12日には朝の、6時半に「爆発音・突撃ラッパ・サイレン ・基地内軍用機の一斉エンジン始動・離陸」などが続いた。
そのたびに 「エクササイズ・エンシュウ!エンシュウ!」と女性の声もした。特に、サイレン音は横田基地の周辺、5キロ以上にまで響き渡り、青梅市や、あきる野市の一部、通常は軍用機騒音の無かった地域まで拡散した。特にラッパ音は、澄んだ空気に響き渡り、苦情が絶えなかった。
行政は、広報やホームページで「訓練の予告」を掲載し。、サイレンの度に「災害用広報無線で、今のサイレンは横田基地の訓練で、災害や火災ではありません」と、市民に通告した。
14日の午後8時40分に、横田基地から訓練終了の通告があった。
ところで、横田基地の374空輸部隊のエンブレムが、変わった。横田基地の機関誌「FUJ FLYER」によると、非公式ながら、新しいエンブレムは、刀を持った侍と、白い馬。「SAMURAI」と書かれ、記事のテーマは 「374th AW goes way of the
warrior」
サムライだましいで行くのだそうだ。勇ましいことだ。