6月28日岩国基地への海路搬入物資の正体は

ホーネットのフライトシミュレーターだった


積荷リストには、F/A 18-D TRAINERの文字が


「箱ダケデ、オモシロクナイデショ」 チェック担当者の一言に報道陣も爆笑

すでにアップしたように、岩国港に米軍関連の貨物船が3隻、6月下旬に立て続けに寄港した。異例なのは「3隻続けて」だけではなかった。

28日、グリーン・コブから降ろしたコンテナ3つは、陸上輸送ではなく、はしけで海上から岩国基地に運び込まれた。精密機器なので海上輸送を選んだ、とは米軍側の説明。

私たちはいつも、「積荷の中身を明らかにせよ」と要求してきたが、28日に限り珍しくコンテナの扉を開けて、報道陣に撮影させた。そのとき、チェックをしていた米民間人が「オモシロクナイデショ」と日本語で話して、皆で爆笑した次第だ。

ただし、中身については笑い事ではすまない。積荷の送り状に「F/A 18-D TRAINER」というのがあった。これは何だ、と聞くと、あとで基地報道部からマスコミ各社に「ホーネットのフライトシミュレーターだ」という回答があった。

F/A 18-Dは、複座の全天候戦闘攻撃機で、岩国基地に1〜2飛行隊交代配備されている。今居るのは、VMFA(AW)225飛行隊だ。文字通り、天候にかまわず攻撃に突っ込んでいく飛行隊で、そのフライトシミュレーションには、当然爆撃・攻撃モードも含まれるだろう。戦争のため、人殺しのためのシミュレーターなんて、冗談ではない。こんなところでも、岩国基地の強化は進んでいるのだ。

(田村順玄・岩国市議)


グリーン・コブから降ろされる精密機械入りのコンテナ

[参考ページ]
岩国港に、米軍チャーター船が3隻続けて入港(04.7.1 up)


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