2月からずっと嘉手納に展開していたWC135偵察機は、10月末頃米本国のオファット基地に戻った。しかし、11月15日午後、再び嘉手納に姿をあらわし、18日には偵察飛行を再開した。空中給油機を引き連れて、日本海方面に向かったと思われる。
12月にも第2ラウンドが行われると見られている、北朝鮮の核開発を巡る6カ国会議の前に、北朝鮮の核開発の動きを探るのが目的だろう。嘉手納基地は、アジアの情勢にビビットに反応する基地だ。
(RIMPEACE編集部)
関連ページ:嘉手納に居付いたWC135偵察機(2003-9-7 UP)