普天間基地でまだやっている、P3C旋回訓練


市街地の真上を飛んで普天間基地にアプローチする、嘉手納基地所属のP3C対潜哨戒機(11月17日10時12分54秒)


普天間基地の滑走路にタッチダウン寸前のP3C(同日 10時13分02秒)


基地のフェンス際から見た、P3Cのアプローチ(同日 10時37分52秒)

「P3C対潜哨戒機の普天間飛行場での訓練中止を指示した」と在沖米海軍部隊の司令官が、訓練中止を求めた宜野湾市に回答したのは04年12月のことだった。しかし、その後もP3Cのタッチアンドゴー訓練は、何度も行われている。

11月17日も10時過ぎに嘉手納基地からP3Cが普天間基地のトラフィックパターンに入ってきた。普天間基地の滑走路でタッチアンドゴーを行い、上昇してすぐに右に旋回して戻ってくる。一周4分強の旋回を、市街地の上で低空で繰り返していた。

P3Cに限らず市民に不安感を与えるような訓練が行われれば、宜野湾市はすぐに抗議を行う。その中で、P3C旋回訓練に対する抗議は、10月18日から11月14日までで5回行われている。11月14日の抗議文は下に掲げた通り。

宜野湾市基地政策部で現況などの話しを聞いて、役所を出たのが11時半ころだったが、先のP3Cは、延々とタッチアンドゴーを繰り返していた。

(RIMPEACE編集部)

[参考ページ]
嘉手納のP3C、2機だけで訓練(05.9.21)


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