４機目のギャラクシー、ヘリ３機を輸送して普天間に

４機目のＣ５ギャラクシー超大型輸送機。ＣＨ４６ヘリを降ろした(07.8.31 世嘉良 学　撮影)

８月３１日、普天間基地に降りたＣ５ギャラクシーから３機のＣＨ４６ヘリが降ろされた。
８月１５日にＣ５が、イラクに展開していた普天間のヘリを運んできて以来、これでＣ５の飛来は４機目だ。１５日の飛来のときは、 海兵隊のニュースのなかで、イラクからヘリ３機を積んできたことが明らかになっている。１８日の２機目のＣ５飛来時には確認でき なかったが、２８日の３機目の飛来時は２機のＣＨ４６がローターをはずしてＣ５の近くに置かれていた。

今回の飛来時に、３機のヘリが降ろされるのが確認されている。イラクにこの１月に空輸された１２機のヘリは、戻ってくるときは、 Ｃ５が３機ずつ運んできたようだ。

１月にイラクに向かったときはＣ５が２機、アントノフが５機の延べ７機でヘリなどを空輸した。このときは１週間で、１２機のヘリが 空輸されていった。
イラクから普天間への移動の場合は、１５日から３１日まで２週間以上かけて１２機のヘリが戻ってきた。戦闘地域に動員されるスピード と、そこからもとの基地に戻るスピードが違うのはよくあることだ。しかし帰りも空輸で全機のヘリを戻したところに、普天間基地の 海兵隊の戦闘準備態勢のレベルの高さがうかがわれる。

（ＲＩＭＰＥＡＣＥ編集部）

[参考ページ]
大型輸送機が前代未聞の頻度で飛来した普天間基地 (2007.1.28)

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