イラク帰りのCH53D4機が姿を見せた普天間基地
普天間基地のCH53用の格納庫の近くに並ぶ4機のCH53D重輸送ヘリ (07.12.4 世嘉良 学 撮影)
11月6,7日の両日、C5ギャラクシー輸送機がイラクから普天間に、計4機の大型輸送ヘリCH53Dを持ち込んだ。
その後、格納庫でメンテナンスを行っていて姿が見えなかったイラク帰りの重輸送ヘリが、11月末から姿を現している。
12月4日には、全4機がCH53部隊の格納庫の近くに整列していた。普天間基地をベースに訓練を行う態勢が、第一陣の4機の
CH53Dについては整ったと見られる。もっとも、一部の機体からまたローターを外していたという目撃者もいて、2004年8月に
墜落事故を起こした「前科」を持つCH53Dの運航は、一筋縄ではいきそうも無い。
米海兵隊の発表によれば、全部で10機がイラクから普天間に送られてくる。第一陣の4機が一応飛べるようになったからには、次の
CH53Dが、普天間に運ばれてくるのも近いと考えられる。
(RIMPEACE編集部)
[参考ページ]
イラクから普天間に、大型ヘリ部隊の移動始まる
(2007-11-9)
11月末には、CH53Dが先ず2機が姿を現した。 (07.11.30 撮影)
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