カナダのフリゲイト、ホワイトビーチに寄港



ホワイトビーチに入港したカナダ海軍のフリゲイト、オタワ(右)とレジャイナ(5月3日 世嘉良 学 撮影)

5月3日午前、カナダ海軍のフリゲイト、オタワ(FFH341)とレジャイナ(FFH334)がホワイトビーチの海軍桟橋に停泊しているのが目撃 された。4月28日に横須賀基地に短時間寄港していた2隻だ。

Lookout紙(カナダ海軍のコミュニティー紙?)4月7日号の記事によれば、オタワとレジャイナは4ヶ月の航海で日本、韓国、フィリピン、 中国を訪問し、その後グアムとハワイを訪れる。7月に行われるRIMPAC演習に参加するためだ。

2週間の日本訪問中に、米海軍や海自と訓練を行うという。横須賀に立ち寄ったのは訓練の開始を控えてのことだろう。この訓練が 沖縄近海で行われているために、ホワイトビーチにも寄港した、と考えていい。

オタワは昨年2月にも横須賀基地に寄港している。その直前までオタワは、ペルシャ湾で米軍艦隊の一部となって「テロとの戦い」に従軍 していた。カナダへの帰り道に寄港したことになる。
なお、カナダの軍艦が横須賀やホワイトビーチに寄港する際には「朝鮮戦争の国連軍地位協定」が適用される。

(RIMPEACE編集部)

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横須賀基地のマスターピア・イーストに一時寄港したカナダのフリゲイト2隻(4月28日撮影)


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