音響測定艦、那覇を出て南西に向かう


那覇軍港を18日10時過ぎに出た音響測定艦インペッカブル


那覇港の防波堤の外に出ると、一路南西に航行するインペッカブル(09.10.18 撮影)
 

ほぼ一カ月横浜ノースドックに停泊していた音響測定艦インペッカブル(T-AGOS 23)が10月3日に同基地を出港、10月14日に那覇軍港に入港した。
準母港のノースドックで長期停泊期間中に受けたオーバーホールの結果を、日本近海で確かめていたものと思われる。
そのインペッカブルが10月18日午前に那覇軍港を出港し、進路を南西にとった。

沖縄本島から南西に進むと、宮古島沖から台湾東海上を通過して南シナ海に至る。嘉手納から南に飛ぶ電子偵察機がたどるコースでもある。
インペッカブルは3月初旬に中国の艦船から妨害を受けた海域に再び向かおうとしている。横浜ノースドックが音響測定艦の準母港とすれば、那覇軍港は音響測定艦が南シナ 海に展開する際の前進基地だ。

(RIMPEACE編集部)


音響測定艦インペッカブルは、14日から那覇軍港に停泊していた(09.10.16 撮影)

[参考ページ]

はるばる海南島近海まで、音響測定艦進出中 (2009-3-10)


2009-10-18|HOME|