沖縄・与勝半島沖合で音響測定艦が訓練


与勝半島ホワイトビーチの沖合を北に向かって進む音響測定艦(10:22 撮影)


反転して南に向かって進む音響測定艦(10:58 撮影)


東に向きを変えた音響測定艦(11:05 撮影)


再び北に向かって進む音響測定艦(11:08 撮影)

12月18日午前、ホワイトビーチの沖をゆっくり航行する音響測定艦がいた。約20キロの沖合を行ったり来たりしていた。シルエットからCLFAソナー搭載に改修した3隻のうち の一隻と見られる。
そのうちの一隻、ビクトリアスはホワイトビーチの陸軍桟橋に11日から停泊中だ。あとの2隻はエイブルとエフェクティブだが、12月9日に佐世保を出たエイブル(T-AGOS-20)の可能 性が強い。

音響測定艦は長いソナーを曳いて、潜水艦の出す音をキャッチしてその位置を割り出す。ソナーを海中で水平に保持するために、一定の速度でゆっくり動くことが必要だ。定点でデータ を集めるためには、狭い範囲を往復する必要がある。
8年ほど前に嘉手納の「道の駅」から同じような動きをする音響測定艦を遠望したことがある。沖縄近海は、曳航ソナーを使いこなす訓練に適した海域なのだろう。

[参考ページ]
行動中の音響測定艦、嘉手納から遠望(2006-3-22)

(RIMPEACE編集部)(2014.12.18 撮影)


音響測定艦の動き(与勝半島沖、約20キロメートルの海上)


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