弾薬コンテナ、ホワイトビーチから広弾薬庫へ
8月20日午後、広弾薬庫に接岸した陸軍揚陸艇。ホワイトビーチで積み込んだ弾薬コンテナが載っている(2015.8.20 撮影)
接岸翌日には、揚陸艇に積まれていた弾薬コンテナは消えた。広弾薬庫に保管されたとみられる(2015.8.21 撮影)
8月17日朝、ホワイトビーチから弾薬コンテナらしきコンテナを積んで出港した陸軍揚陸艇(LCU)ハーパーズ・フェリー(LCU 2022)が向かったのは、広島県呉市の広弾薬庫だった。
8月20日朝、ハーパーズ・フェリーは呉港外に到着した。そして同日午後、広弾薬庫の埠頭に接岸した。
接岸したLCUの船上にはコンテナが少なくとも2つ見えた。ホワイトビーチで積み込んだコンテナと同じひし形のマークがついた赤いコンテナと、ホワイトビーチで見たのと同色
の黄色のコンテナだ。
弾薬庫に運ばれたということは、やはりこのコンテナが弾薬コンテナだったことを示している。
これまで弾薬を取り扱わないと思われていたホワイトビーチで、弾薬が積み込まれた。ホワイトビーチの重大な機能拡大であり、ホワイトビーチの危険性が増した。
LCUに積まれていた弾薬コンテナは、接岸翌日の21日には見えなくなっていた。広弾薬庫に保管されたと見て間違いない。
(RIMPEACE編集部)(ピースリンク広島・呉・岩国 撮影)
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