那覇軍港に高速輸送艦2隻


那覇軍港に並んで停泊する統合高速輸送艦(JHSV)ミリノケット(中央、グレー)と高速輸送艦ウェストパック・エクスプレス(左、白)

統合高速輸送艦ミリノケット(JHSV 3)が3月23日朝、那覇軍港に寄港した。タイのサタヒップ港からやってきた。2月中旬にタイで行われた米タイを中心とする合同演習コブラ・ゴールドで使用した車両や物資を運んできたとみられる。

ミリノケットの那覇寄港は、2015年8月に次いで2回目だ。このとき、ウェストパック・エクスプレスは横浜ノースドックからホワイトビーチに来て、またピョンテク(韓国)に向かったため、ニアミスではあっても並んで停泊することはなかった。
今回、ウェストパック・エクスプレスがポハンから23日午後に那覇軍港に戻ってきたために、那覇軍港での初のランデブーとなった。

NAVYとARMYの高速輸送船計画を統合して10隻建造されることになった統合高速輸送艦は、スピアヘッドを1番艦として、このミリノケットは3番艦だ。那覇軍港に隣り合わせで停泊している姿は、このタイプの船が今後の戦域間の高速輸送の主力となり、沖縄に頻繁に寄港することを象徴的に示している。

(RIMPEACE編集部)(2016.3.24 読者撮影)

[参考]
統合高速輸送艦、那覇軍港に寄港(15.8.31更新)


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