NO BASE 576号より
朝、テントに入ると晩の嵐のせいでテントの足が浮いており、補強のためにテントの足ごとに置かれていた砂袋もほとんど破れていました。
これどうやって直すの?状態でしたが、午後来訪した東京アメリカンスクールの生徒たちが手伝ってくれ助かりました。
私も同じ気持ちです
そのアメリカンスクールの毎年来られる米国女性の先生は、テントに入ってくるなり「昨日は鳩山さんが来て大変でしたね」と言うので、
つい率直に「お願いに行くなら米へ行くべきで沖縄じゃないですよ」と言ってしまいましたが「ホントにそう思います!」と返ってきま
した。
この学校、沖縄戦についてもちゃんと学んでいるし、午前中は大浦湾でカヌー体験とビーチコーミングをしたそう。
感心したのは...
とにかくその生徒たちの質問の多いこと。「米軍基地は沖縄になければいいのか」「座り込みの効果はありましたか」「基地がなくなる
と経済的に困らないか」「米軍のお影で平和が守られているとおもわないか」etc.。 特に最後に書いた質問に対し安次富さんとずっと
議論していた青年は、すっかり夢中になって他の子たちは浜に行って帰るためにバスに乗り込んだのに気づかないので「置いていかれる
よ!」の周りの声であわてて走っていきました。
やはり解り合うためには話し合わないと...と思います。
(NO BASE 辺野古テント村・篠原孝子
発行)(写真は 10.5.24 ヘリ基地反対協議会 撮影)
東京アメリカンスクールの生徒さんの「質問」の多いこと(再掲)