シリーズ・沖縄の基地を視る(132)

辺野古周回訓練、今度はP3Cと


NAVY P3Cと海兵隊のヘリが辺野古上空を旋回飛行
(09.11.23 15:45 ヘリ基地反対協議会 撮影)

11月23日午後、またヘリと固定翼機が一緒に辺野古近辺を旋回した。
目撃した人によれば、P3C対潜哨戒機とグレーのUH1系ヘリ2機が現れて、ヘリは30分以上旋回していたとのことだ。

写真で見る限り、ヘリのうちの1機はUH1汎用ヘリで、もう1機はAH1攻撃ヘリの可能性もある。この2機のヘリは普天間基地 から、またP3Cは嘉手納基地から飛来したものだ。
P3Cが一緒に行動しているのが気になる。

以前三沢基地上空をF16戦闘攻撃機が30分以上旋回して、地上の映像を地上部隊の指揮者に送る訓練をしていた。中東派遣の前に システムの操作に慣れる、という目的だった。

固定翼機とヘリの旋回訓練というと、この三沢での空地情報リンク訓練との類似性について考えてしまう。
辺野古の訓練は、空と地のリンクを発展させた、空と空の情報リンクの訓練だったのではないか、と。

(RIMPEACE編集部)

[参考ページ]
F16、イラク向け訓練を三沢基地上空で実施(2007-5-12)


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