シリーズ・沖縄の基地を視る(145)

Cシュワブの施設建設状況 10.6.13



4ヵ月後の変化。上は2010.6.13撮影、下は2.9撮影。立体駐車場ビルが完成していた

2月13日、辺野古テント村からボートに乗り平島まで往復、キャンプ・シュワブ内の建設工事現場を海から見た。普天間代替基地の辺野古 での建設を前提とした、キャンプ・シュワブ内の施設の玉突き移転工事だ。
海から見える範囲では宿舎、駐車場ビルなどの建設の相当部分が終わっている。奥の国道に面した側の建設工事はこれから始まる のか、大型クレーンのアームが見られた。

4ヵ月前に見た建設中の丸い建物は完成して、立体駐車場のスロープとなっていた。「こんなに広い土地を取っているのに、なぜ市街地の ような立体駐車場にするのだろう」と、ボートの船長さんがつぶやいていた。
斜面を建設用地に造成するための土留めの壁も完成し、その土地に足場が組まれて新たな建設工事が始まっていた。

4ヵ月前には外面が完成していた建物の近くに、ハンビーが並んでいた。この建物を使用する兵士たちが使う車両だろう。建物内部の 整備が終わり、使用が開始された可能性がある。

(RIMPEACE編集部)

[参考ページ]
シリーズ・沖縄の基地を視る(142) Cシュワブの施設建設状況(2010-2-14)


浜に降りるスロープは大型車両が余裕を持って通れる幅がある。辺野古側の浜に出る2本目の通路だ


建物周辺の駐車場が整備された。何台もハンビーが並んでいる


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