シリーズ・沖縄の基地を視る(173)

シュワブ基地内建設状況・2011年6月


キャンプシュワブの辺野古集落寄りの部分。8ヶ月前と比べて建物には兵舎の
完成以外は大きな変化は無いが、土地の状況が変わってきた(11.6.18 撮影)


8ヶ月前の上空からの写真。白い丸で囲った土地が現在改造中。オレンジの丸の部分は新たに造成中
(10.10.17 撮影)

8ヶ月ぶりに気象条件に恵まれて、上空からキャンプ・シュワブを見た。建物はそれほど大きく変わっては居なかったが、今後建設される 可能性のある土地の養生が進んでいた。
第二兵舎が完成して、斜面の補強が終わったのは海上から見て分かっていたが、兵舎の周りの土地の仕上げがまだ終わっていないことが 上空からの観察で判明した。

昨年ゲート前アピール行動を行った場所のフェンスの向こうの造成地や、国道沿いの新建物の周囲の土地が草が生えたような色調に見えた。
建物の建設は第一フェーズが終わりに近づき、次の建設に備えての土地造成が進んでいる。

8ヶ月前と比べて一番変わったのは、辺野古の集落に隣接した丘が拓かれつつあることだろう。斜面にも土留めが出来て、これから何か新し い建物を建てる基礎作りが進んでいる。

(RIMPEACE編集部)

[参考ページ]
シリーズ・沖縄の基地を視る(159)  上空から見たCシュワブの施設建設状況、2010年10月(2010-10-31)


これまで車両の陰に隠れていた警備用のボートが、海側からはっきり見えた(11.6.12 撮影)


2011-6-28|HOME|