シリーズ・沖縄の基地を視る(83)

弾薬補給艦シャスタ、佐世保・横須賀に続き天願桟橋に


天願桟橋に入港した弾薬補給艦シャスタ (07.10.1 世嘉良 学 撮影)


横須賀港外の錨地で停泊するシャスタ(T−AE 33)(07.9.28 撮影)

6月に佐世保を出て以来姿が見えなかった弾薬補給艦シャスタが、このところあちこちの基地に現れる。

シャスタが佐世保に入港したのは9月25日、翌26日には出港している。なお、この時期に佐世保にフリント、キスカの2隻の弾薬 補給艦も数日滞在していた。

2日後の9月28日、シャスタは横須賀に姿を現す。積み込み・積み下ろし作業中であることを示す赤い旗をマストに 掲げて、港外の錨地に停泊していた。

そして今度は天願桟橋に10月1日に現れた。やはり赤旗をマストに掲げているが、1日夕方の時点で弾薬などの積み下ろしなどは まだ行われていない。
天願桟橋には9月22日まで弾薬輸送を担当する貨物船ケープ・ヤコブが停泊し、大型砲弾(実弾)などをゾロゾロ降ろしていた。 今回のシャスタの入港も、単なる「骨休め」ではなさそうだ。佐世保・横須賀基地の弾薬庫と嘉手納弾薬庫間で弾薬の入れ替えが行われ ている可能性が強い。

(RIMPEACE編集部)

[参考ページ]
大型実弾、天願桟橋に陸揚げ (07.9.21)  


'2007-10-2|HOME|