シリーズ・沖縄の基地を視る(87)

ABCCC機が飛来した嘉手納基地


嘉手納基地に飛来して、タッチアンドゴーを繰り返すEC130E(08.1.16 撮影)


機体の背と腹にアンテナが目立つEC130E(08.1.17 撮影)

1月16日、嘉手納基地の特殊作戦機MC130Pと編隊を組んでEC130Eが嘉手納基地に飛来した。
EC130Eには、戦場付近での「謀略放送」を行うコマンド・ソロ機とともに、今回飛来したABCCC機がある。ABCCCは Airborne Battlefield Command and Controll Center の略で、文字通り、戦場で空中から戦闘の指揮を行う機体だ。

嘉手納に飛来したそのときからタッチアンドゴーを繰り返し、翌日もまた同様の訓練を行っていた。嘉手納飛来時に特殊作戦部隊の MC130Pとともにやってきたことなども考え合わせると、しばらく嘉手納の特殊作戦部隊353SOGと行動を共にするのではないか。

これまで嘉手納には2004年8月にABCCC機が滞在していたことが確認されている。

(RIMPEACE編集部)

[参考ページ]
EC130空中指揮管制機、嘉手納に飛来(2004.8.14)


ABCCC機と編隊を組んで嘉手納に戻ってきたMC130P。嘉手納の所属機だ(08.1.16 撮影)


'2008-1-22|HOME|