防衛施設庁が図示した相模補給廠部分返還区域


防衛施設庁が図示した、3月17日の通告にかかわる部分


JR相模原駅方向から見た相模補給廠の野積み場部分。手前が住宅区域(05.4.14 撮影)

キャンプ座間に米陸軍司令部や自衛隊の部隊を持ってこようとして、日米協議が行われている。相模原市に3月17日に協議内容の説明があったが、その中身に関わる図が防衛施設庁から出されている。

この部分返還は、相模補給廠が持っている米軍の機能を減じることなく、基地の返還を印象付けようというものだ。これが、キャンプ座間への第一軍団司令部の移転や陸自中央即応集団司令部の設置を地元自治体に呑ませるための代替措置になりうる、と国が判断しているとすれば、それは地元の拒絶反応を見誤っているとしか言いようのないことだ。

(金子ときお・相模原市議)

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相模原市の質問と防衛施設庁の回答


'2006-3-30|HOME|