オーストラリア・ニュージーランドのフリゲート

佐世保基地に2隻同時入港


赤崎2号岸壁に停泊したオーストラリア海軍フリゲート「パラマッタ」(07.10.2 撮影)


立神岸壁のニュージーランド海軍フリゲート「テ・カハ」

10月1日、佐世保基地にニュージーランド海軍のフリゲート「テ・カハ」が入港した。沖縄ホワイトビーチは予定通り9月26日に 出港したが、何があったのか9月28日の入港予定が3日間遅れた。

続いて2日にはオーストラリア海軍のフリゲート艦「パラマッタ」が入港した。佐世保には米軍艦船以外にも各国の軍艦が入港するが 、今回のように連日入港というのは珍しい。

2隻のフリゲート艦は国籍こそ違うが、2国で共同開発したアンザック級のヘリコプター搭載フリゲート艦で、全長118メートル、 満載排水量3,600トンだ。
ニュージーランド海軍の「テ・カハ」は海上自衛隊呉基地への親善訪問の途中ということだが、オーストラリア海軍のパラマッタとも ども国連軍への提供施設への寄港ということになる。

朝鮮戦争の際に派遣された国連軍がまだ今日まで生き残っているというのも、朝鮮半島での戦争状態が継続しているためなのだが、 そんな古証文のために「戦時状態」で佐世保に入港するというのはいい加減終わってほしいものだ。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)

[参考ページ]
NZフリゲイト、WBに寄港中


'2007-10-2|HOME|