横浜ノースドックの「表側」の埠頭に7隻繋がれていた大型揚陸艇(LCU2000)が、人目につかない裏側のバースに移動した。移動したのは5月17日から19日の間と見られる。
2002年に始まった陸軍用舟艇の搬入で、このLCU2000の最終保管場所は、このJ,K,Lバースだと計画書に書かれていた。4、5年後にはこのバースに移るという計画だったが、前倒しで2年で最終保管形態に近づいた。
これまで使われずに遊休化していた桟橋(J,K,L)を舟艇の保管に利用して、仮の保管場所だったバースを空けて、MSCの船やチャーターした船の入港に備えるということは、明らかな基地機能の強化だ。
グレーの軍用船舶が見えなければいい、というものではない。大型のテント倉庫も建設されたノースドックは、2年前に比べて、機能強化が進んでいる。
(金子ときお・相模原市議、写真:RIMPEACE編集部)
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