ノースドックに搬入された陸軍大型舟艇、最終保管場所に移動


3隻のLCU(大型揚陸艇)が、9月23日に横浜ノースドックに搬入された。翌24日に台船から降ろす準備作業が始まった。係留された台船が少し沈められて、この日の準備作業は終了。週末も突貫作業が続けられた。

23日に搬入されたLCUの番号は14、22、35番。26日(日)午後2時過ぎには22番のLCUが既に保管場所に運ばれ、14番も海上に下ろされていた。台船の後部を水没させて傾斜をつくり、タグで引き摺り下ろしたようだ。15時前に14番がタグに曳かれて保管場所のJ,K,Lバースに移動していった。 翌週に航洋タグと台船がノースドックを離れれば、みなとみらい側から眺めるノースドックには、3隻のLCUが搬入された痕跡は残らない。


台船が沈められて、LCUの底と海面との差が小さくなった(04.9.24 撮影)




海上に降ろされた14番のLCUが、保管場所に曳かれていった。(04.9.26 撮影)


傾いた台船の上で下ろされるのを待つ35番のLCU(04.9.26 撮影)

(RIMPEACE編集部)

[参考ページ]
横浜ノースドックの改修工事始まる−陸軍大型揚陸艇の最終保管場所−(2003.12.25 UPLOAD)


2004-9-27|HOME