メンテが同時進行、ノースドックの陸軍上陸用舟艇


横浜ノースドックで備蓄中の陸軍上陸用舟艇の保管場所。1:大型揚陸艇(LCU)、2:浮き桟橋セット(MCS)、
3:バージ状タグ(SLWT)、4:港内タグ(ST)、5:中型揚陸艇(LCM),オイルバージ、クレーンバージ


大型揚陸艇はノースドックのJ,K,Lバースに10隻水上保管されている。そのうちの1隻(LCU-2010)は、近くの横浜工作所で修理中だ。以下の写真は9隻並んだLCUと、修理中のLCU(06.12.22-23 撮影)
参考ページ:陸軍舟艇、また民間ドックで修理へ(06.10.20 UP)




バージ状タグ(SLWT)は5隻保管されているが、うち1隻が基地の外でメンテ中。移動したのは10月12日と見られる。


4隻しか見えないバージ状タグ(06.12.23 撮影)

港内タグは4隻保管中で、10月20日ころ3隻になっていたが、12月23日には4隻に戻っている。



上は06.10.11 撮影、下は12.23 撮影

大型揚陸艇(LCU)や港内タグ(ST)、そして中型揚陸艇(LCM)は、02年にノースドックで陸軍舟艇セットが備蓄され始めて以来何度も保管場所以外のところで修理されていたが、バージ状タグ(SLWT)が基地の外に運び出されたのは初めてだ。ただ保管されているだけに見える舟艇セットでも、経年変化・劣化は進む。

(RIMPEACE編集部)


'2006-12-24|HOME|