横浜ノースドック

音響測定艦インペッカブルも11週間で帰港


06年12月1日の出港以来、11週間ぶりにノースドックに戻ってきたインペッカブル(2007.2.14 撮影)

2月14日15時半ころ、音響測定艦インペッカブルが、横浜ノースドックのEバースに接岸した。昨年ノースドックを出港したのは12月1日だった。昨日入港したビクトリアスと比べると、2日あとに出港して1日あとに入港したことになる。一緒に行動していたことを想像させる入出港スケジュールだ。

1月下旬と2月上旬にコリー・ショウエストとエフェクティブが、続けて那覇軍港に同時寄港している。この2隻もやはり、ペアで動いていることを予測させる動きだ。低周波アクティブ(LFA)ソナー搭載艦と未搭載の音響測定艦が組んで、沖縄周辺海域で動いているのではないだろうか。

最新・最大の音響測定艦インペッカブルは、スペースを必要とするLFAソナーを積むことを前提に設計されていた。そんなスペースが無いビクトリアス・クラスの音響測定艦は、その代わりにコンパクト版LFAソナー(CLFAソナー)を積みこむ計画が進行中だ。
ビクトリアスがCLFAソナー積みこみの第1号になる予定で、その時期は08会計年度前半となっている。

ビクトリアスが、今からCLFAの訓練をインペッカブルについてやっているのか、それとももう少し間近の問題に対応するために2隻が組んでいるのかは不明だ。

(RIMPEACE編集部)

[参考ページ]
シリーズ「音響測定艦の動きを探る」−3.. 今後の音響測定艦と低周波アクティブソナーの配備計画 (06.5.7)


左がビクトリアス、風車の左下がインペッカブル(2007.2.14 撮影)


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