音響測定艦1隻、横浜NDに戻る


年明けにノースドックEバースに戻ってきた音響測定艦ビクトリアス(08.1.2 撮影)

音響測定艦ビクトリアスが年明け早々に横浜ノースドックに入港した。大晦日まではノースドックに停泊していた海洋調査船ボーディッチ と交代したかっこうだ。

ビクトリアスは昨年10月11日に横浜ノースドックを出港している。約80日間の任務航海だったが、その間10月中旬と12月10日 前後に沖縄・那覇軍港に2,3日間の寄港をしている。12月の一時寄港は、音響測定艦4隻の那覇軍港への集中寄港のさきがけだった。

12月9日のビクトリアスの寄港から12月23日のロイヤル出港までの、那覇軍港への音響測定艦のかわるがわるの寄港は、その前後に 沖縄近海で音響測定艦が集中的に活動していたことを示している。

12月23日以降は那覇軍港とホワイトビーチに音響測定艦は入っていない。横浜ノースドックもコリー・ショウエストが12月上旬まで 在港していたが、それ以降音響測定艦は姿を消していた。
12月の沖縄近海での集中的な音響測定艦の動きのあと、初めて戻ってきたのがビクトリアスだ。

琉球弧の南の海域で、潜水艦の一斉探知活動が一段落した可能性はある。
1月2日のノースドックのBバースには、防舷材がセットされていた。このバースには高速輸送艦が入ることもあるが、その輸送艦 ウェストパック・エクスプレスは年末からずっと那覇軍港に腰をすえている。
音響測定艦がもう1隻、ノースドックにもどってくることも考えられる。

(RIMPEACE編集部)

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音響測定艦、那覇軍港に交代寄港(2007.12.22)


ノースドックのBバースにも接岸準備の防舷材が(08.1.2 撮影) 


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