横浜NDに搬入された変電装置
横須賀基地12号バースに移動


白丸が変電装置、赤丸は純水製造プラントの建物


向きが違うが、色合い、形ともノースドックに陸揚げされた変電装置と同じだ(08.2.25 撮影)

2月17日、米軍がチャーターした貨物船(自動車運搬船)が横浜ノースドックに運んできたものは、海軍の変電装置だった。
18日までノースドックの埠頭に置かれていたこの装置は、2月20日には埠頭から消えていた。

同じ20日、横須賀基地12号バースに同じ型、同じ色の装置一式があるのが確認された。18日までは見られなかった装置だ。
19日にノースドックから横須賀基地に、この変電装置が運ばれたとみて間違いない。

停泊中の艦船に電力を供給するために、横須賀基地の各バースに設置されている変電設備は、真っ青に塗られている。今回の塗装がグレー のままで使われるとすれば、この変電装置はバースに据え付けられるものではないだろう。
原子力艦船の原子炉システムに供給する純水を製造するプラントを収める建物が、12号バースの裏にあった小山を崩して造成した土地に 建築中だ。外装がほぼ完成した建物の電源として、この変電装置が使用される可能性が強い。

(RIMPEACE編集部)

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ノースドックに陸揚げされた海軍変電設備 (08.2.18)


ノースドックに陸揚げされた変電装置(08.2.18 撮影)


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