陸軍大型タグ、横浜NDで再備蓄


横浜ノースドックのAバースに入港した陸軍大型タグ(LT801)


備蓄中の陸軍上陸用舟艇の一部。右下が3月3日に到着した大型タグ 

およそ3年半ぶりに、横浜ノースドックに備蓄されている陸軍上陸用舟艇セットに大型タグが加わった。経緯は昨年7月末にアップした 大型タグ、ノースドックに再備蓄の動き(07-7-31)で 述べたとおりだ。

到着時間は二転三転したが、3月3日に米本土東海岸の基地からノースドックに到着した。直前の寄港地がホノルルだから、パナマ運河を 通って太平洋を横断してきたことになる。
3年半前には大型タグが2隻着岸していたが、今回運ばれてきたのは1隻だけだ。もう1隻来る可能性もあろう。

LT130クラスのこのタグは、ディーゼルエンジン2基で5100馬力、航続距離は12ノットで9000キロを超える。横須賀の 海軍のタグはもとより、横浜港に展開している4000馬力クラスの民間タグよりも強力だ。
3年半前までいたのと同じバースで、今後備蓄されていくのだろう。

(RIMPEACE編集部)(写真はすべて 08.3.4 撮影)


艦名 MG NATHANAEL GREENE と艦番号 LT801 が書かれている


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