横浜ノースドックとパシフィック・リーチ演習(7)

パイプライン・コンテナ18個、全部積んだLCU待機中


20フィートコンテナ18個を積み込んでまだ余裕をもって待機中のLCU2034


LCU2035にはブルドーザ2台だけが積まれている

4月3日にパイプライン・コンテナの大型揚陸艇(LCU)への積み込みが一時ストップしていたノースドックで、4日に18個のコンテナが全部一隻のLCUに積み込まれ、そのLCUは午後 にはバースを移動した。主力戦車3両を積むといわれているLCU、この程度の貨物は半分くらいのスペースに収まってしまった。

もう一隻のLCUには「ジャングル迷彩」を施された小型のブルドーザ2台が積まれたままだ。少し積載量のバランスに欠けているような気がするが。

横浜ノースドックとパシフィック・リーチ演習(2)で触れたように、4月8日から同演習参加者への食事提供 業務が一か月中断される。今回パイプライン・コンテナを積んだLCUも、他の陸軍揚陸セットの行き先のポハンに向かうため、8日までにノースドックを離れると見るのが自然だ。ただもう一度 ノースドックに陸揚げして、ノースドック内で内陸部燃料配送システム(IPDS)を組み立てる、という可能性も消えたわけではない。

(RIMPEACE編集部)(2013.4.5 撮影)


ミナトミライに面したバースで待機する、パシフィック・リーチ演習参加のLCU2隻


18個のパイプライン・コンテナがバースからLCUに移った。移動に係ったコンテナ・
ハンドラー、クレーン車、新型のヘッドが曳く大型トレーラーがまだ現場に残っている。


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