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 6月14日に横浜ノースドックに入港していたコンテナ輸送船マーガレット.B.ショウエストは、23日朝出港、横須賀基地に寄ったあと、シンガポール経由でディエゴ・ガルシアに向かう。97年1月の初寄港以来4回目の寄港だったが、今回が横浜在港期間は一番長い。

 在港期間が長かっただけでなく、いくつか注目すべき点がある。今回初めて、横浜ノースドック入港の前後に、横須賀基地に立ち寄っている。ヨコスカ・シップス・インフォメーションによれば、6月14日朝8時に、横須賀港内の第136錨地に投錨、また、23日10時に同所に投錨予定とのことだ。この第136錨地は、弾薬輸送船などが停泊しているところで、横浜では出来ない荷の積み卸しなどをしている可能性がある。

 また、14日に横浜に入港した直後に、ノースドックの埠頭上に、大きな袋が数十個並べられていた。マーガレット.B.ショウエストが着岸しているバースで、ゴミなどの廃棄物の疑いが強い。ディエゴ・ガルシアは「絶海の孤島」であり、ゴミの処分施設などはない。米軍の活動にともなうゴミなどは船で運び出すしかない。ノースドックは相模補給廠の物資の搬出入の玄関口でもある。相模補給廠は、有害廃棄物などが埋められた「前科」があり、米軍の廃棄物がノースドックから相模補給廠に運び込まれて処分される可能性もある。


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