5隻の駆逐艦や原潜が並ぶ横須賀基地


11号バースに停泊する原潜アッシュビル。15日に入港した


12号バースに並ぶ駆逐艦ステザムと指揮艦ブルーリッジ(06.8.16 撮影)

台風の影響で雲が低く、ときおり雨が降ってくる8月16日、ヨコスカ平和船団は臨時に船を出した。原子力空母の横須賀配備につながる、横須賀港の浚渫工事の進展を調べることが、その目的の一つだった。浚渫工事については別稿横須賀基地浚渫の調査は開始されているを読んで欲しい。

潜水艦母艦フランク・ケーブルは2日前の14日に出港していたが、翌15日には原潜アッシュビルが寄港して11号バースに停泊中だった。
マスティンが配備されて6隻となったイージス駆逐艦のうち、空母エンタープライズに随伴して7月末に香港に寄港していたラッセンが未だ戻ってこないが、あとの5隻は横須賀にいる。
オーストラリアのパースまで足を延ばしたキティーホークに随伴している駆逐艦は、6月中旬のバリアント・シールド演習まで空母リンカーンについていたラッセルだ。
NAVYのトランスフォーメーションの一環なのだろうが、駆逐艦の使いまわしがさかんに行われている。

(RIMPEACE編集部)


8月16日10時半の横須賀本港の停泊状況。青が海上自衛隊、赤が米軍
青字の1:海自潜水艦、2:のとじま、3:つしま、6:はるさめ、7:はたかぜ、8:きりしま、9:むらさめ
10:たかなみ、11:おおなみ、12:あすか、13:にちなん、14:ふたみ、15:くりはま、16:すま、17:いかづち
赤字の1:ゲアリー、2:カーティスウィルバー、3:チャンセラーズビル、4:マスティン、5:バンデグリフト
6:フィッツジェラルド、7:ジョンSマケイン、8:アッシュビル、9:ブルーリッジ、10:ステザム


'2006-8-17|HOME|