DDS搭載原潜、横須賀基地に寄港中


横須賀に入港した原潜ラホヤの背中には "Dry Deck Shelter"があった(06.10.31 撮影)

10月30日14時前に、原潜ラホヤが横須賀基地の10号バースに入港した。特殊部隊を海から送りこむための入れ物、ドライ・デッキ・シェルター(DDS)が付いている。

ラホヤは8月17日に佐世保に10分ほど寄港、9月27日から29日まで同じく佐世保に寄港している。このときもドライ・デッキ・シェルターがついていた。そして1ヵ月後に横須賀に入港した。
ドライ・デッキ・シェルターをつけたまま、日本近海で特殊部隊の侵入訓練などを行っていた可能性が強い。

ドライ・デッキ・シェルターを付けられる原潜は、ロサンゼルス級ではロサンゼルス、フィラデルフィア、ダラス、バッファローとラホヤの5隻だ。このうち、少なくとも3隻は、横須賀や佐世保に入港した実績があるが、ドライ・デッキ・シェルターはつけていない。
DDSを付けたままの今回のラホヤの3ヵ月の動きは、その意味でも特異なものだ。

(RIMPEACE編集部)

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ドライ・デッキ・シェルター搭載原潜、佐世保に寄港(2006.9.27)


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