米国から来たプレハブ、横浜NDから横須賀へ


横須賀基地12号バースの先端に持ってこられたプレハブ・ハウス


牽引されて12号バースから移動するプレハブ・ハウス(08.6.27 撮影)

5月7日に、変電設備などとともに米西海岸から横浜ノースドックに運ばれてきたプレハブ・ハウスが、2ヶ月近く経ってから横須賀 基地に運ばれた。5月8日に確認したときは、ノースドックの埠頭に並んでいたのは3棟だったが、いつの間にか7棟に増えていた。

ノースドックから横須賀には、バージに乗っけて運んだ可能性がある。船積み前に荷物が並ぶところに25日には7棟が整列していた。 27日には横須賀基地12号バースの先端、ちょうど変電設備などが一度並べられていた場所に、プレハブ・ハウスが並んでいたが、 そのうちの1棟が、小型のトラックに牽引されて12号バースから出て行った。これらのプレハブの落ち着き先は12号バースではなさ そうだ。

5月8日にノースドックに近づいて確認したときは、このプレハブには "TEST HOUSE"の文字が書かれていた。普通名詞だとすると、 検査室のような使い方をされるのだろうか。
移動式の発電ユニットや変電設備が12号バースにセットし終わったあとに、プレハブは横浜から運ばれてきた。変電施設の 立ち上げのために本国から来たNAVY建設大隊(Sea Bee)の手すきの時期に合わせたように思える。
この7棟の "Test House" が原子力空母の母港化に関係するものかどうかは、今のところ不明だ。

(RIMPEACE編集部)

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また変電施設が陸揚げされたノースドック(08.5.8)


横須賀に移動する直前、ノースドックの埠頭に並んだ7棟のプレハブ・ハウス(08.6.25 撮影) 


'2008-6-28|HOME|