08.11.30 ヨコスカ平和船団同乗記

空母帰港後の横須賀基地


艦載機を積まずに12号バースについたのは初めて。厚木では艦載機が飛び初めて大変うるさい


最新型駆逐艦が並ぶ8、9号バース。海からでないと見られない場所だ。

11月30日午前、「おむすび丸」が今年最後の定例活動で横須賀港を走った。富士山がくっきり見える、澄んだ空気の日曜日、 横須賀本港には21日に帰港したジョージ・ワシントンを始め、巡洋艦2隻、駆逐艦6隻がひしめいていた。

常駐艦のうち居なかったのは指揮艦ブルーリッジと駆逐艦マッキャンベルの2隻だけだ。海自の艦船を含めて、横須賀本港の在港状況は 28日に報告したGW帰港1週間後の横須賀と変わ らない(28日の図で海自「むらさめ」を落としてしまっているが)
6隻在港していた駆逐艦がすべて、翌12月1日に出港してしまうなどとは、30日当日には予想もつかなかった。

「おむすび丸」が近づきハンドマイクで説明している声が船体に反響するなか、「しらね」の艦首にいた隊員が双眼鏡で平和船団のヨット の動きを追い、その横では3等海尉の階級章をつけた幹部が横目でやはり動きを追っていた。
本港の中央部で「原子力空母の母港化反対」の横断幕をかかげ、原子力艦船も核兵器も反対、という訴えを(英語で)行って海上デモの 締めくくりとした。

(RIMPEACE編集部)(写真は 08.11.30 撮影)


純水製造プラントの建物の前に、原子力空母の停泊中に電力を供給する臨時ユニットが並んでいる


平和船団の象徴、ピース・セイル。「おむすび丸」はこの帆をあげて日米軍艦のすぐ近くを航行する 

ヨコスカ平和船団乗船希望者は、ようこそ!ヨコスカ平和船団へにアクセスして、申し込んで下さい。毎月最後の日曜日に平和船団の船が軍港をはしります。(ただし12月から2月の定期運行はありません)


'2008-12-1|HOME|