GWが停泊中の横須賀12号バースを見る(2)
12号・13号バースの先端にテストハウス14棟が置かれている
空母の格納甲板に設置されたテストハウス。スペース コントロール オフィスの看板がついていた
12号・13号バースの先端には、空母の再入港の直前に集めてこられた移動式プレハブ(テストハウス)14棟が置いてある。外部の電源
につながっていないので、このプレハブの中で作業をしているのではなさそうだ。
ジョージ・ワシントンの格納甲板にテストハウスが一つ置いてあった。「スペース コントロール オフィス」という名前がついていたが、
もちろん一時的なものだ。空母入港後の修理などのスペースを調整するのが仕事だろう。
外に置かれているテストハウス14個も、格納甲板に入れられてさまざまな臨時のオフィスになるのだろうか?これらのテストハウスが
横須賀基地に搬入されたのは、原子力空母の停泊中の電力をまかなう火力発電所が稼動するまで臨時に設置された、移動式の発電・変電
ユニットと同時だった。
そもそも、12号バースの拡張工事は、先端に物資を積んだままにしておくために行ったのではないだろうから、
火力発電所が稼動を始めて発電・変電ユニットが不要になったら、テストハウスも一緒に本国へ送り返されるではないだろうか。
テストハウスの置き場は空母への物資の積み込みなどにはあまり邪魔にならない位置だが、13号バースに寄港する原潜にはうっとうしい
場所だ。
(RIMPEACE編集部)(08.12.6 撮影)
[参考ページ]
移動式プレハブ、横須賀12号バースに再結集
(2008.11.17)
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