また中国タンカー、佐世保・横須賀基地に燃料輸送
米海軍横須賀基地・吾妻島燃料バースに停泊中の長航友誼(C S C Friendship)
長航友誼の艦尾には五星紅旗がはためいている(09.3.30 撮影)
中国の民間タンカー長航友誼(C S C FRIENDSHIP)が3月27日に佐世保に、そして3月29〜31日に横須賀に燃料を運び込んだ。
08年4月には同船が初めて佐世保、横須賀基地に、また同年11月には僚船の長航吉祥(C S C AUSPICIOUS)が佐世保に来ている。
今回の長航友誼の2度目の寄港も中国船として3回目となるが、今回の寄港タイミングは海南島沖で「音響測定艦が妨害を受けた」事件の
直後だけに「商売は別よ」という米中の思惑が伺える。
3月27日には妨害事件の当事者インペッカブルが佐世保基地に戻ってきていた。長航友誼の艦尾の五星紅旗にどんな感慨を抱いたかは不明
だが、音響測定艦は翌28日には佐世保基地から出て行った。
長航友誼は佐世保入港当日の27日中に出港して横須賀に向かった。燃料タンクが林立する横須賀基地の吾妻島のバースに29日に接岸して、
佐世保では残した燃料を降ろした。
長航友誼は寄港3日目の3月31日に横須賀を出港した。
(RIMPEACE編集部)
[参考ページ]
中国のタンカーも支援する佐世保基地
(2008.4.4)
佐世保基地赤崎岸壁に停泊中の長航友誼(09.3.27 撮影)
2009-4-2|HOME|