コンテナは3つ、GW修理の放射性廃棄物搬出


RFPに追加された、横須賀から積み出す放射性廃棄物の荷姿など

原子力空母ジョージ・ワシントンの定期修理で出た放射性廃棄物を米本国(ピュージェットサウンド)に輸送するための貨物船が、4月 中旬に横須賀基地に入港する予定だ。
この貨物船をチャーターする契約の募集要項(RFP)の補充説明がRFP公表の4日後に出されていた。

応募する業者からの質問に対して、
有害物質の入った20フィートコンテナ3つ(それぞれ3万ポンド以下)
20フィートコンテナ6個分の一般貨物(それぞれ3万ポンド以下)
数量不明の金属製の函は、重さがそれぞれ1万ポンド以下、大きさは縦72×横46×高さ47インチ
と答えている。

元になるRFPのカーゴ・リストの記述とあわせると、有害物質入りの3つのコンテナは
一つ目は放射性廃棄物入り、二つ目は放射性廃棄物プラス腐食性液体の入った容器入り、三つ目が放射性廃棄物プラス一般貨物入り
と見られる。
腐食性液体に放射性物質が含有されているかどうかについては、別稿で触れたい。

なお、放射性廃棄物の輸送と同時に、限られた量の一般貨物を運ぶのはなぜだろうか。放射線関連作業に使う特殊な修理工具をピュー ジェットサウンドまで運ぶ、ということなのだろうか。

(RIMPEACE編集部)


RFPのカーゴ・リスト

[参考ページ]
横須賀基地からピュージェットサウンドへ 放射性廃棄物運搬船、4月14日横須賀入港か(2010-3-14)


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