横須賀・浦郷弾薬庫のバース、リニューアル中


舗装をはがして掘削中の浦郷弾薬庫・弾薬搬出入バース(2011.1.30 ヨコスカ平和船団 撮影)


コンクリ・ミキサーとコンプレッサーで生コン流し中のバース工事(11.2.9 撮影)

横須賀本港の隣の長浦港入り口にある米軍浦郷弾薬庫のリニューアルが進んでいる。土手がコンクリートの頑丈な壁に変ったと思ったら、 今度は弾薬輸送バージがつくバースが改修工事に入っている。

バース表面の舗装をはがしてコンクリート舗装をやり直すのだろうか、1月末にヨコスカ平和船団の船長さんが発見したときは、ユンボで 埠頭の土を掘り返していた。
2月9日の「軍港めぐり」の船上からは、コンクリート・ミキサー車がついて、コンプレッサーでコンクリートを打っているのが確認され た。

「神奈川の米軍基地」(神奈川県発行)によれば、この弾薬庫は旧日本海軍軍需部狢(むじな)火薬庫を米軍が接収したもの、とのこと だ。戦前からの構造物を改修する時期に来ているのだろう。
米海軍のイージス艦のミサイルなども保管されていて、ミサイル・ディフェンス用のSM3もその中に含まれていると見られる。

(RIMPEACE編集部)

[参考ページ]

  • 浦郷弾薬庫に155mm榴弾砲弾が搬入されるまで(10.6.3更新)


    浦郷弾薬庫正面搬出入口。中央やや左のバースが現在リニューアル中


    沖の補給艦からバージで浦郷弾薬庫に運びこまれた155ミリ榴弾砲弾(10.6.2 撮影)


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