貨物弾薬補給艦、横須賀沖でミサイル積み込み


横須賀港沖の錨地に停泊中の貨物弾薬補給艦アメリア・アーハート(T-AKE 6)


浦郷弾薬庫から来た弾薬輸送バージから、クレーンでミサイル・キャニスターが補給艦に積み込まれる

7月18日朝、貨物弾薬補給艦アメリア・アーハートが横須賀基地沖の錨地に到着した。横須賀に寄港するのは1月末以来だ。

午前中からバージが横付けされ、浦郷弾薬庫から運ばれた白いミサイル・キャニスターが次々にアメリア・アーハートの後部甲板に積み込まれた。

AISデータによれば、6月7日にアラブ首長国連邦の港ジュベール・アリを出港、6月下旬にマラッカ海洋を通過して横須賀まで無寄港でやってきたとのことだ。海上で艦船に補給を行うのが 任務の船だから、横須賀に直行するのではなく、インド洋やフィリピン海などで第7艦隊の艦船に物資や燃料、弾薬を補給しながらやってきたと思われる。

アメリア・アーハートは1月末に錨泊した時もミサイルを積み込んでいた。横須賀・浦郷弾薬庫に貯蔵されているミサイル・弾薬はペルシャ湾まで運ばれていたのだろう。
今回積み込まれたミサイルも、第7艦隊や第5艦隊の責任海域にいる艦船に補給されるのだろう。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(18.7.18 頼 撮影)

[参考ページ]
貨物弾薬補給艦、横須賀でミサイル積み込み (2018.1.31)


2018-7-18|HOME|