全体の機数は、昨年と比べて850機ほど増えた。艦載機が約700機増、海兵隊機が約50機の減、自衛隊機が170機の増となった。

海兵隊機の減は、2011年3月11日以降に厚木に展開した海兵隊機の飛行が減ったためだ。艦載機は2011年は福島第一原発事故の放射能を避けるためにグアムに移動 したが、12年にはそういうこともなく、空母も通常のディプロイメントの態勢だった。
ここ5年間では、2009年を超えて最大の機数が厚木から飛んだ。2007年までは、自衛隊機も含んだ飛行総機数が7000機前後だったが、2008年以降は5000 機から6000機の間が多く、2009年だけが6000機を超えていた。2012年はそれを上回る機数となった。

新しい機種は、EA6Bと交代したEA18Gグラウラーだ。スーパーホーネットと飛行特性が近似しているため、エスコート・ジャミングの訓練がプラウラ―より多いよう だ。

(RIMPEACE編集部)


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    2013-3-19