全体の機数は、昨年と比べて1200機以上増えた。ここ10年間では2004年、2005年に次ぐ多さだ。 自衛隊機と海軍機は昨年とほとんど変わらない。海兵隊機が100機以上減ったが、艦載機がプラス1400機と激増した。

2012年と比べてこれだけの差が出たのは、空母の出港時期の遅れと、定期修理中の艦載機の訓練密度の差に起因する。2012年は定期修理明けで空母が出港したのは5月12日だったが、 2013年は6月21日だった。
また、2012年は3月中旬から4月上旬にかけて厚木から飛ぶ艦載機の数が減ったが、2013年は定期修理中コンスタントに艦載機が厚木から飛んでいた。
下のグラフからもわかるように、艦載機の年間飛行機数は1993年以降で最大となった。

(金子豊貴男・相模原市議・RIMPEACE共同代表)


  • 低空飛行訓練状況
  • 対地攻撃エリア(渋川上空)出撃状況
  • 海兵隊機の飛行状況
  • 米陸軍機の飛行状況

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