ハワイの駆逐艦2隻、WBに寄港


ホワイトビーチに入港した駆逐艦チャンフーン(手前)とホッパー

2月1日、ホワイトビーチにパールハーバーを母港とする2隻の駆逐艦が寄港しているのが確認された。第31駆逐戦隊 (DESRON31)所属でホッパー(DDG 70)とチャンフーン(DDG 93)だ。

この2隻ともう1隻の駆逐艦ポール・ハミルトンの3隻は、1月20日にパールハーバーを出港している。US NAVY のニュースページに よれば、ホッパーとポール・ハミルトンは中部太平洋水上戦闘艦動員プログラムの一環で、またチャンフーンは強襲揚陸艦ボクサー戦闘群 に加わる。
ちなみにボクサーは1月9日にサンディエゴを出港して西太平洋で作戦行動中だ。

ホッパーは2006年5月にホワイトビーチに寄港したあとCARATに出かけている。今回のホワイトビーチ寄港はそれ以来だが、チャン フーンが日本に寄港するのは、おそらく初めてだろう。
さまざまな作戦行動が沖縄で交差し、ホワイトビーチには原潜や水上戦闘艦から輸送艦、調査船までさまざまな艦種の軍艦が集まってくる。

昨年9月25日にパールハーバーを出港し、横須賀にも寄港した駆逐艦オケーンも中部太平洋水上戦闘艦動員プログラムの一環として 行動していた。今回ホワイトビーチに寄港したホッパー、それと行動を共にするポール・ハミルトン、そしてオケーンは3隻ともミサイル 防衛(BMD)システムの搭載艦だ。
中部太平洋水上戦闘艦動員プログラムには、ミサイル防衛のために横須賀のイージス艦と共同で日本付近をパトロールすることが主要な 任務として含まれているのかもしれない。

(RIMPEACE編集部)(写真はすべて 09.2.1 世嘉良 学 撮影)

[関連ページ]
駆逐艦オケーン、2度目の横須賀寄港(08.11.7)
シリーズ・沖縄の基地を視る(43) ホワイトビーチから東南 アジアに向かう米艦隊(06.6.4)


左がホッパー(DDG 70)、右がチャンフーン(DDG 93)


2009-2-1|HOME|