揚陸艦トーテュガ、陸自車両を積んでＷＢ寄港

後部甲板に自衛隊の車両を積んだままホワイトビーチの陸軍桟橋に接岸中のトーテュガ(LSD 46)（12.11.18 世嘉良 学 撮影）

11月18日夕方、ドック型揚陸艦トーテュガがホワイトビーチに接岸しているのが確認された。陸上自衛隊のトラックなどを甲板上に積んでいる。

トーテュガは１１月９日に横浜ノースドックに一時寄港している。２日前からノースドックに集結していた陸上自衛隊の車両と隊員を、９日にトーテュガが運び出したとみられていた。
トーテュガがホワイトビーチに９日後に入港した時に積んでいた自衛隊車両は、横浜から揚陸艦に乗せられてやってきたものと同一とみなければならない。

日米統合合同演習キーンソード２０１３は、１１月５日から１６日まで日本周辺で行われた。この期間中に米軍の揚陸艦に載って出動した陸自部隊は、米軍の上陸作戦の後方支援部隊として 動いていたのだろう。
東部方面隊とみられるこの陸自部隊は、トーテュガに載って再び横浜ノースドックにやってくる可能性がある。

キーンソード演習の始まる直前に、横浜ノースドックを米陸軍の大型揚陸艇（ＬＣＵ）が離れている。このＬＣＵは１１月１５日佐世保に到着した。演習中に揚陸作戦に係ったとみられる。
今回のキーンソード演習では、横浜ノースドックが陸自や米軍の出撃拠点の一つとなった。

（ＲＩＭＰＥＡＣＥ編集部）

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