シリーズ・沖縄の基地を視る(175)

交換した艦隊病院セット、本国に戻る



那覇軍港に積まれていた艦隊病院セットの「お古」。キャンプ・フォスターから本国に送られた(11.6.12 撮影)


本国から積んできた新しい艦隊病院セットを降ろし、持ち帰る古いセットの搭載を待つ貨物船(11.6.18 撮影)

6月16日に那覇軍港に艦隊病院セットが降ろされた。本国からこのセットを運んできた貨物船HRコンステレー ションは、コンテナなどを下ろした後、船の到着前から那覇軍港に持ってこられていたコンテナやタンクローリーなど、キャンプ・ フォスターに保管されていた艦隊病院セットを積み込んだ。

6月21日までに積み込みを終えたHRコンステレーションは米本国に向けて那覇軍港を出港した。
途中、太平洋艦隊司令部のあるハワイに寄った後、7月21日にパナマ運河を通過、27日にはバージニア州ウィリアムズバーグ の海軍補給センター・チータムアネックスの沖合いに着いた。

6月後半にキャンプ・フォスターに運び込まれたのは、これまでの艦隊病院と交換するためのセットだった。古くなったセットが 東海岸の海軍補給センターにはこばれて、キャンプ・フォスターに保管されている艦隊病院セット交換の動きは一段落した。

(RIMPEACE編集部)

[参考ページ]
移動病院セット、那覇軍港に陸揚げ(2011-6-16)
どこから来たのか、Cフォスターに入った移動病院セット (2011-6-16)


2011-7-29|HOME|